マーケットプロファィル MP
マーケットプロファイルは通常のチャートとは描写方法が異なります。
寄り付き9:00から30分間ごとに区切り最初の9:00〜9:29に付けた価格をA
次の9:30〜9:59をBという風に描いていきます。
A 9:00〜9:29
B 9:30〜9:59
C 10:00〜10:29
D 10:30〜前引け
E 12:30〜12:59
F 13:00〜13:29
G 13:30〜13:59
H 14:00〜14:29
I 14:30〜14:59
J 15:00〜大引け
一つの価格帯にAは一つ、Bは一つという風に、同価格で何度約定があっても同じアルファベットを
2つ重ねることはありません。
ここが通常の価格帯別出来高とマーケットプロファイルの違うところです。
価 格
11200 A
11190 AB
11180 AB
11170 ABC
11160 ABC
11150 ABC
11140 ABC
11130 ABCD
11120 ABCD
11110 ABD
11100 A
次に用語と解説です。
IR(イニシャルレンジ)
一般に寄り付き(9:00〜10:00)から最初の一時間に付けた価格帯の事をIRと言い
マーケットプロファイルではAとBの時間帯にあたります。
下図の赤い部分がそうですが、この日のIRは上限11200円、下限11100円で値幅が100円になります。
価 格
11200 A-------IR上限
11190 AB
11180 AB
11170 ABC
11160 ABC
11150 ABC 値幅100円
11140 ABC
11130 ABCD
11120 ABCD
11110 ABD
11100 A--------IR下限
IRイクステンション(イニシャルレンジブレイク)
IRが確定後にこのレンジを抜ける(ブレイクする)ことをイクステンションと言います。
この辺りから相場の中長期筋が参入してきます。
このIRレンジでのマーケットプロファイルの形状から判断し
レンジを抜けた方向に順張りで付いて行くのか、逆張りを仕掛けるのかが勝敗の分かれ目になるのです。
ターゲット
レンジブレイクに順張りで仕掛けた場合の利食い目標値がターゲットと呼ばれるもので
ブレイクの方向にレンジ値幅分だけ加えたものがターゲットになります。
↑上にブレイクの時のターゲット11300円
11200 A-------IR上限
11190 AB
11180 AB
11170 ABC
11160 ABC
11150 ABC 値幅100円
11140 ABC
11130 ABCD
11120 ABCD
11110 ABD
11100 A--------IR下限
↓下にブレイクの時のターゲット11000円
MODO(モード)
一日のプロファイルの中で一番TPO(アルファベット)が多くつみあがっている価格をMODOと呼びます。
このMODOは非常に重要で、その日に最も意識された価格であり、翌日もここが意識されるポイントとなります。
プロファイルのTPOが一つだけ積みあがっている価格をシングルプリントと呼びます。
レッジ
一日のプロファイルの中で両端以外のシングルプリントの部分をレッジと呼び
その日の取引で嫌われた価格とされ、上にある時はレジスタンス、下にある時はサポートという風に
抵抗帯として意識されます。
極値
上下両端にできたシングルプリントの部分を極値と呼びます。
一般には最後の時間帯(Jの価格帯)を省くと考えられます。
テール
極値が上下両端にできたものであるのに対し、どちらか片方だけにできたものをテールと呼びます。
テールは安値では買い勢力が、高値では売り勢力が強かったとされ
特にAで形成されたテールは信頼度が高いとされ、そのまま極値かテールを残しやすいと考えられます。
また翌日のサポート、レジスタンスとしても意識されるようです。
11200 A ← 極,値
11190 A ← 極値
11180 A ← 極値
11170 ABC
11160 ABC
11150 ABC
11140 ABC
11130 ABCDE
11120 ABCDEF ← MODO
11110 ABDEF
11100 ADEF
11090 F ← レッジ
11080 F ← レッジ
11070 FG
11060 FG
11050 GH
11040 GH
11030 GHI
11020 GHIJ
11010 G ← 極値
11000
VA(バリューエリア)
MODEを中心としたTPO数約70%の価格帯をVAと呼びます。
標準偏差値の考え方からこのVAは翌日の参照価格帯として意識それるものです。
価 格
11200 A
11190 AB
11180 AB
11170 ABCD ←VA上限
11160 ABCDE
11150 ABCDEF
11140 ABCDEF
11130 ABCDEFGHIJ ←MODO
11120 ABCDEFGH
11110 ABCDEF ←VA下限
11100 ABCDEF
11090 ABCDE
11080 ABCDE
11070 ABCD
11060 AD
11050 AD
11040 A
11030 A
TPOカウント
MODOの上に積みあがったTPOを買いTPO
MODOの下に積みあがったTPOを売りTPOと呼びます。
このTPOの数の比較で売り買いどちらの勢力が優勢かを判断します。
ルールとしては
上下両端のシングルプリントは無効トップとしてカウントしない。
有効TOPの数が60以下の時は方向性は見られにくいと判断します。
価 格
11200 A ←無効TPO
11190 AB
11180 AB
11170 ABCD
11160 ABCDE
11150 ABCDEF
11140 ABCDEF ↑有効TPO数 25
11130 ABCDEFGHIJ ←MODO
11120 ABCDEFGH ↓有効TPO数 38
11110 ABCDEF
11100 ABCDEF
11090 ABCDE
11080 ABCDE
11070 ABCD
11060 AD
11050 AD
11040 A ←無効TPO
11030 A ←無効TPO
R.F(ローテーションファクター)
各時間帯の高値と高値、安値と安値の比較を積み上げた数字をR.Fと呼び、
高値を比較した数値をトップ、安値を比較した数値をボトムをと呼びます。
ルールは
高値を切り上げればトップに+1
高値を切り下げればトップに−1
同値の場合は0とします。
安値を切り上げればボトムに+1
安値を切り下げればボトムに−1
同値の場合はは0とします。
トップとボトムを合計して
プラス幅が大きければ上下共に切り上げたことになり
マイナス幅が大きければ上下共に切り下げたことになります。
トップがプラスでもボトムがマイナスとなる場合は合計が0付近で均衡となり
明快な方向性は掴めないとされています。
| 高値 |
トップ |
安値 |
ボトム |
|
| 10860 |
|
10720 |
|
A |
| 10770 |
-1 |
10640 |
-1 |
B |
| 10690 |
-1 |
10660 |
+1 |
C |
| 10670 |
-1 |
10620 |
-1 |
D |
| 10660 |
-1 |
10600 |
-1 |
E |
| 10610 |
-1 |
10560 |
-1 |
F |
| 10640 |
+1 |
10580 |
+1 |
G |
| 10640 |
0 |
10600 |
+1 |
H |
| 10640 |
0 |
10610 |
+1 |
I |
| 合計 |
-4 |
|
0 |
|
トップ(-4)-ボトム(0)=-4
|